オランダ留学記とその後

2017年9月まで、オランダのグローニンゲン大学(RUG)へ留学していました。

波乱の一日目

Airbnb

今流行りのAirbnb(エアービーアンドビー)で宿を確保しました。ところが、この宿の場所がめちゃくちゃ分かりにくい。それも当たり前で、普通に民家なんです。公団のようなマンションで、かなり分かりにくいところにありました。以下、どうやって辿り着いたか書いていきます。

 

迷った




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アムステルダム空港に着くと、とりあえずアムステルダム中央駅(セントラルスタシオン)に向かうことにした。約10分で到着し、電車を降りると、オランダらしい風景の都市が広がっていた。この時点で、19時くらい。

驚くべきことに、外はめちゃくちゃ明るくて、日本でいう昼の15時くらいだと思いました。アムステルダム中央駅からはどうやって行くか。ここから迷いまくりました。

まず、スマホiPadの電池が切れてしまい、一転して万事休す。なんとかパソコンにiPadを繋いで復活させ、住所は紙にメモしておきました。お土産屋の人にきくと、トラム(路面電車)に乗らないといけないそう。駅を教えてはもらいましたが、まず、チケットの買い方がよく分かりません。タバコをプカプカさせていた車掌のおじさんに聞いてみると、電車の中で買うらしい。


電車の中にチケット売り場みたいなのがあって、そこでチケットを買った。一律2.9ユーロで、一時間は乗り放題みたいだった。そして、目的の駅に到着。着いたはいいものの、全然分からない。この時点で20時くらい。

 

とにかくWiFiだと思って、WiFiを求めてケンタッキーへ入った。オランダ初の食事、ケンタッキーでした。注文にも意外と手間取ってしまった。オランダ語表記のメニューを見たまま発音してみたが、「は?」と言われたので指差し注文に切り替える。

注文はできたが、その後の店員さんの質問(英語)が聞き取れない。なんとなく推測して、「ここで食べます」と言ってみたが、全然違う質問だった。


「ビッグ?スモール?」と改めて聞かれたので、値段の違いあるとはしらず、「ビッグ」と答える。2ユーロの追加料金だった。続いて味を聞かれたのだが、どんな味があるなんて知るわけがない。「トマト?」と改めて聞かれたので、「トマトトマト」と答えておいた。正直なんでもよかった。
ケンタッキーで、めちゃくちゃでかいツイスターと大盛りポテトを頬張りながら、でかいコーラを飲む。このとき、機内でいろいろ食べたことを思い出し、大盛りポテトが苦しくなってしまった。

 

さて、ケンタッキーでWiFiを繋ごうとしたが、繋がらない。何回試してもダメだったので、仕方なく食べ終えて外へ出る。ここで、あろうことか、外がめちゃくちゃ暗くなっていた。焦りまくって、タクシーを使おうとタクシーを止めてみたが、「この住所ならすぐそこや」と言われ歩いていくことに。


やはり分からなくて迷っているところに、子供連れの家族が歩いてきた。なんとか話しかけると、親切にも近くまで連れて行ってくれた。本当にありがとうございます。感謝しつつ別れた後、ようやくマンションへ到着。


普通の公団というか、普通にマンションで少し面食らった。一軒家だと勝手に想像していたのだ。番号を押すといきなり開けてくれ、中へ通された。少し説明を受けたあと、オーナーの若いお兄さんとしばし談笑。英語で話すが、途中ちょっと何言ってるか分からなくなり、眠かったので早々に切り上げた。


ここから、Facebookでいろいろメッセージを送ったり、同じくヨーロッパへ留学してる友達とSkypeしたりしていると、かなり夜も遅くなった。気づくと24時間以上活動していたので、風呂に入って寝た。

 

駅の中にあるピアノ


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駅の中にピアノが置いてあり、誰でも自由に弾けるようだ。街の中にも、こういう風にピアノが置かれていた。