オランダ留学記とその後

2017年9月まで、オランダのグローニンゲン大学(RUG)へ留学していました。

オランダ国王の誕生祭

久しぶりの更新になってしまいました。あれも書きたいなとか考えながら、なかなか時間を確保できませんでした。

この2か月くらい、授業で課されたペーパーやプレゼンが一気にあったのでとても忙しかったです。やっとひと段落して…と思いましたが、これまでのはあくまで仮提出だったので、これからが大変です。

Integration ProcessというEU/ASEAN\の統合過程に関する授業で、6000‐7000Wordsのレポートがひとつ。Diplomacy in times of crisisという外交史/国際関係論の授業で、7000-8000Wordsのレポートがひとつ。あとは2500Wordsの研究計画書があります。研究計画書はすでに書いたうえでプレゼンも終えましたが、手厳しい評価をもらったのでこれから直さないといけません。なかなか大変です。

ここ2か月くらいのうちにオランダの国民的行事があったので、記憶に残っている限りちょっと書いていきたいと思います。

 

4月27日:King's day 

オランダ語では”Konigsdag”と言います。オランダ国王の誕生日ですね。前日の夜から、”King's night”といって前夜祭が行われています。まちの中心では、巨大なパーティーが行われていました。パーティーというか、フェスですね。

前日までは静かだった街の中心に、びっくりするくらいの大音響のフェスがいきなり現れたっていう感じです。本当にびっくりしましたね。日本的な感覚で言うと、近隣住民からの騒音の苦情とかないんだろうか…とか考えてしまいました。この話を友達としていると、「街の中心は騒音込みで家賃が安い」んだそうです。納得。

4月26日の夜は友だちとそのフェスを見に行きました。音楽は全然知らないものだらけでしたが、ビールを飲みながら外で音楽を聴けるというだけでいい気持ちになりましたね。いいもんです。

次の日、4月27日はいよいよお祭りの日。お昼くらいから街中でビールを飲んでる人々で溢れかえっていました。

それと、Kind's dayといえばフリーマーケットが有名らしく、ストリートのフリーマーケットが並んでいました。ただ、一通り見た限りではいいものが全然見つからず…はっきり言ってガラクタばかりだなという印象でした。商売するってよりは、家にあった本当にいらないものを持ってきてる感じ。一応期待してましたが、ここだけはちょっと期待外れでしたね。

この日は街の中心に行って、ビール片手に友だちとぶらぶら歩いてました。こうやって堂々と野外でビールを飲めるのはいいもんです。もちろん、お祭りの日に限ったわけではなく、いつでも野外でビールをためらいなく飲めるのはオランダのいいところかなと思ってます。

以上、King's dayの思い出でした。次回は、Commemoration day(慰霊の日)について書きたいと思います。