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オランダ留学記 (2016.8-2017.6)

オランダのグローニンゲン大学(RUG)へ留学しています。2016年9月~

留学100日目:映画観賞会、生活振り返り

今年の8月末からオランダに留学しています。

今回は、前回の記事で書いた「映画グループ」の結果と、これまでの生活の振り返りについて。

映画観賞会

 

nllife.hatenablog.com

 

前回の記事で書いた映画グループですが、早速、昨日の金曜日の夜に開かれました。

一応、各自が映画を見てくるという前提ではありましたが、

僕は友達4人と共に観賞。

ビール片手に、ドリトス(お菓子)をトマトソースにつけて食べながら見ました。

今回の課題映画は「トゥモロー・ワールド(原題:Childeren of Men)」

監督は、アルフォンソ・キュアロンで、最近では『ゼロ・グラビティ』が有名ですね。

僕は、2年前のお正月に『ゼロ・グラビティ』を映画館で見ました。

映像や音響が衝撃的だったので、すごく記憶に残っており

今回の『トゥモロー・ワールド』もかなり期待して見始めました。

 

この映画は「人類が子供を産めなくなった未来」を舞台としたSF映画です。

その中で、主人公は(なぜか)妊娠してしまっている女性と共に政府から逃げていく、というお話です。

この映画の独特なのは、なぜ人類が子供を産めなくなったのか、という設定に説明がつけられていないことです。

また、主人公の仲間である女性はなぜか妊娠しているのですが、その理由も明らかにされません

このように、内容面でもけっこう変わったSF映画でした。

SF映画ではあるのですが、謎が謎のままずっと進行していき、ほとんど何も明かされません。
初めはなんだそれ?と思いながら見ていきますが、次第にロードムービー感が増していき、この映画の見どころである長回しで興味を惹かれていきます。

実のところ、監督はSF設定とかには興味ないんじゃないかと思いました。

ゼロ・グラビティ』もそうでしたが、自分の演出を活かせる、やってみたい映像描写ができる「容れもの』としてSFの設定を使っているんだろうなあと。

そういう意味で、SFファンにはあんまり響かないんじゃないかなと思います。
ただ、「SF映画は普通に好き」くらいの映画ファンなので、「おおー、この長回しすげー!」とか「爆発すげえ」とかでけっこう盛り上がりました。

友達と感想を話していて、「10点中7点」かなくらいの評価に落ち着きました。

やはり、「どうして謎が明かされないんだ?」と不満な人が多かったですが、

「そういうSFもありなんじゃない」という意見もありました。僕もその意見です。

前回のブログでも触れた”Arrival”が映画館でもうすぐ公開なので、見に行くことになりました。

映画観賞会がきっかけで、いろんな映画の話をするうち、友達の趣味なんかを聞けて楽しかったですね。

次は、「Crime&Gangsta」のカテゴリーから映画を選ぶことになりました。

次回も楽しみですね。

 


トゥモロー・ワールド 日本語予告

 

留学100日目

気づけば、オランダに来てから100日が経過していました。

早いような、遅いような…。

初めは何をするにしても余計な時間がかかっていましたが、最近はすっかり生活にも慣れてきて、それなりに充実した日々を送っています。

ただ、レポートを3本書かないといけないのが、とてもしんどい。

それも12月23日まで(クリスマス前)に、それぞれ3500Words 、5000Words、6500Wordsを書かないといけない。

こんなに長いものを、それも複数、英語で書いたことなんか正直ないです。

先が思いやられまくっていますが、先生がとても親切で、僕のことを常に気にかけてくれているのは本当にありがたいですね。

面談なんかも気軽に応じてくれますし、研究計画書に書いた英語の表現自体も優しく訂正してくれます。

 

今週は、明日・月曜日にグループでのプレゼンテーションが1つあります。

テーマは、「東アジアの地域主義と地域統合」について。約20分から30分くらいです。

同じ発表者の方がやはり親切で、いろいろと二人で話し合いながらサポートしてくれています。

内容はある程度固まっているので、あとはきちんと練習しないといけないという感じです。

 

そしてもう一つ、木曜日にもプレゼンがあって、こちらはかなりしんどい。

課題文献を約100ページ読んできて、それの内容紹介をレジュメ3枚にまとめて発表するというもの。

先週、オランダ人の友達が発表していたのを聞いて、うますぎて正直びびってしまっています。

その方もとても親切な方なので、思い切ってどうやってレジュメをまとめたのかとか、準備の方法を聞いてみるといいかもしれません。

なんにせよ、周りの方にすごく助けてもらってなんとか勉強も頑張っている、という感じです。

ちょっと決意表明(?)

あと、最近、普段の生活の時間を記録することにしました。

何時に起きて、何時に大学に行って図書館に行って、何時間勉強して…という具合です。

やり始めて気づきましたが、勉強・研究の時間をもっと増やさないといけないということです。

「ライティングできない」とかいう問題よりも、

「そもそもインプットが足らないのでは」ということに気づきました。

恥ずかしい話ではありますが、当たり前のように、もっと時間をかけてしっかりやっていかないと、後で振り返ったときに後悔することになります。

それなりに頑張ってはいるつもりですが、オランダで勉強する機会を活かしきれているかというと、正直、心許ないです。

最近、就活やそれ以後のキャリアをぼんやりと考えたりする中で気持ちを改めたこともあります。というか、以下の記事を読んで、かなり刺激になりました。

synodos.jp

「努力が報われやすい語学学習」という話や、「正しく努力する」という話など、とても刺激的かつ勉強になるものでした。

「せっかく大学で勉強しているのだから、シラバスにあるような定番の教科書をしっかり読んで勉強する」と言っていて、それは本当にそうだなと思います。日本で勉強しているときはなるべくそうしていました。

実は、オランダにきて、授業中に国際関係論(IR)の用語がばんばん出て来るのにけっこう戸惑っていました。そこで、オランダでも定番の教科書を2冊買うことにしました。

”Constructivism”とか言われるとまあイメージはできるのですが、「その理論を君の論文に応用したほうがいいよ」なんて言われるとけっこう困ってしまいます。

あと他には、”Liberal-institutionalism”とか出てくると、正直「なんだそれ…」という感じです。まあ、開き直ってWikipediaとか読んだほうがてっとり早いのかもしれませんが。

買った教科書を端から端まで読むことはないかもしれませんが、どうせならしっかりと読み込みたいと思います。

クリスマス休暇とお正月は、旅行に行こうかなとかも考えていましたが、あまり時間がないので、家で勉強して過ごそうかなと思っています。

他の優秀な同級生たちに少しでも追いつきたいというか、自分もディスカッション等に少しでも貢献したいので。

というか、寒くてあんまり外に出たくないというのが正直なところではあります。

 

以上、(100日という数字それ自体に大きな意味はありませんが)一応これまでの振り返りと新たな決意表明でした。

こんな記事も書いています

 

nllife.hatenablog.com

 人の手助けがないと、本当にどうなっていたことやら…。